ご葬儀とは、臨終から喪が明けるまでのプロセスの中で、悲しみを乗り越えるための重要な役割をしめています。そして、その側面として大きく3つの意義があげられます。
死者の霊をなぐさめ、供養するという宗教上の儀礼 |
故人のご遺体を火葬して視覚より去るという物理的な意義 |
法的な手続きや、故人と親類縁者や友人知人など 関係のあった方々へお知らせをしてお別れを していただくといった社会的な意義 |
死とは不条理で受け入れがたいものですが、どこかで決別をしなくてはなりません。その区切りとしてご遺体の処理をし、故人の霊をなぐさめ供養し、集まった故人と関係のある方々と悲しみを分かち合い慰めあうことによって、心がケアされることでしょう。
死という大きな変化を受け止めて区切りをつけるという意味で葬儀という儀式を行い、これからの新しい生活への第一歩を踏み出す足がかりとなるのです。